火災保険の歴史と意義 ~火災保険の基礎知識~ |
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1666年のロンドン大火と呼ばれる大火災が考案のきっかけとなりました。
パン屋のかまどから燃え広がったこの大火は4日間燃え続け、ロンドン市内の85%の家屋を焼失させる程のもので、これ以降市内では木造建物の建築が禁止され石造り建物のみが許可されるようになりました。
ロンドン大火の数年後に、医師のニコラス・バーボンが中心となって火災保険が発案されると、彼が設立したFire Insurance Officeという会社によって、木造の建物は石造りの建物の2倍の保険料にするなど、現代の火災保険の基礎が作られたのです。
なお日本では1887年になると、現在の損保ジャパンの前身である東京火災保険会社が、日本初の火災保険会社として設立されました。
また都市機能も大きく進歩していますから、過去におけるイギリスのロンドン大火や、日本の江戸の火事のような大火災が発生することはないでしょう。
とは言え、平成21年の日本全国での火災発生件数は年間5万1,139件に上り、1日あたりでは140件もの火災が発生していることになります。
これは出火率に直すと、1万人あたり4件の火災が発生しているということです。
また、火災による1年間の総損害額は931億円で、1件平均では182万円の被害となっています。
さらに、火災発生の原因としては「放火および放火の疑い」が13年連続で1位となり、全体の22%を占めています。
こういったデータから、現代においても、火災保険に加入する意義は決して失われていないということが、よくわかります。
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